4月1日発売『婦人画報5月号』
2018年4月1日発売
『婦人画報5月号』
【婦人画報婦人科 連載VOL79】
今月のお悩み外来は「顔がかぶれる」
更年期にかぶれやすくなるのは、バリア機能が低下した肌を守るため、皮脂分泌が過剰になることが原因のことが多いそうです。
かぶれ(接触性皮膚炎)のメカニズムと更年期の女性ホルモンの低下の問題を併せて、皮膚科専門医、亀山孝一郎先生に取材しました。
今月の要観察「毛細血管」
【要観察】では、今話題の「毛細血管」を取り上げ更年期から一気に消滅する毛細血管が「ゴースト血管」になるメカニズムとそれを予防するための対策について取り上げました。
その対策とは「タイツー(Tie2)受容体」を活性化させること。
活性化させる力は、ヒハツ、シナモン、ルイボスなどの植物にあります。
(ちなみに、私は「タイツー(Tie2)リンパ血管研究会」の役員を務めております)
今月の養生日記「高野尚子さん」
【養生日記】には、世界的ネイリストとしてスワロフスキーのネイルも手がける高野尚子さんが登場。
かなりの美容&健康オタクぶりを披露してくれました。
【特集 心まで、ほどける呼吸】
4月11日にはNHKのガッテンでも呼吸を特集。
番組にも登場した、本間生夫先生(東京有明医療大学学長)をいち早く取材。
心と呼吸は互いに影響し合う関係で、呼吸が変われば気持ちも変わることを科学的にも実証し、災害現場や子どもたち、老人施設などでの実践を積む重ねている本間先生に、「加齢と共に息苦しい人が増えている現状」「心と体の不調のカギが呼吸にあること」「呼吸で気持ちを切り替えられる理由やメカニズム」、そしてその解消法として考案した「ラッタッタ体操=シクソトロピーストレッチ」を教えていただきイラスト入りで紹介しています。
坐禅の呼吸
特集の最後には、「坐禅の呼吸」を紹介。
マインドフルネス=メディテーション(瞑想)の手法を取り入れた会もお寺で行っていらっしゃる臨済宗建長寺派林光寺住職で精神科医でもある川野泰周さんを取材しています。