【レポート】2月19日 第115回 マンマチアー委員会

更新日:2020年8月5日
お知らせ・セミナー セミナーレポート

2020年2月19日
【NPO法人女性医療ネットワーク
マンマチアー(Mamma Cheer)委員会
第115回チアー活動】

今回はマンマチアー最多、5回目のご登場となる、がん専門薬剤師の縄田修一先生(昭和大学横浜市北部病院 薬剤部・病院薬剤学講座講師)に「乳がんの薬物療法 ~正しいがん治療薬の理解と副作用対策」をお話いただきました。

がんの薬物治療は、従来の抗がん剤、ホルモン剤に加え、分子標的治療薬、さらに免疫チェックポイント阻害剤など、急速に進化しており、続々と新薬が登場しています。
乳がん治療でも、特に再発・進行乳がんでの薬剤開発は目覚しく、今後も続々と新薬が登場し、進歩していくと考えられています。
再発後の予後も延長し、希望がもてるようになってきているのです。

このがん薬物療法を熟知するのが、がん専門薬剤師。薬剤師の専門性を生かして、医師や看護師など多職種と連携し、患者さんの治療をサポートする薬のスペシャリストです。
患者や家族にとってがんの薬物療法は、期待と同時に不安もついて回ります。
不安や疑問がきっかけで治療に迷いが生じる人も少なくありません。
そんなとき「薬剤師に相談」することができます。
必要に応じて、薬剤師から担当医師へのフィードバックなど、薬剤師の存在は、患者にとても大きなメリットをもたらします。
今回は、縄田先生に、ホルモン療法、抗がん剤、分子標的治療薬の治療の現状と薬物療法の副作用への対処法をお話いただきました。
縄田先生のお話は毎回大好評で満席になるため、2013年の初回から今回で5回目のご登壇をお願いしました。

【縄田修一(なわたしゅういち)先生 ご紹介】

昭和大学横浜市北部病院 薬剤部・病院薬剤学講座 講師。博士(薬学)
日本医療薬学会がん専門薬剤師・がん指導薬剤師
日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師
がんゲノム医療コーディネーター
日本臨床腫瘍薬学会 理事・代議員
ビジョン:がんになっても今までと変わらない生活を送れる社会の実現!

●クオール薬局さまから「水分補充うるおいクリーム クオール薬局オリジナル」(保湿成分CoQ10とコラーゲンを角質層の奥に浸透させ、潤いのヴェールを肌に満たしてくれるクリーム https://qol-shop.jp/item/9.html)を参加者の方、先着50名様におみやげとしてご提供いただきます。